2008-01-01から1年間の記事一覧

業務連絡

年明けまで国外に出ています。ご迷惑をお掛けしますがどうぞよろしくお願い致します。取り急ぎ。

いただいた本

幻影の書作者: ポール・オースター,柴田元幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/10/31メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 28回この商品を含むブログ (85件) を見る

イーグルトン『反逆の群像』その後

三省堂書店公式ブログ『神保町の匠』内で風巻毅氏に書評していただきました。 Book Japan 『2008年の100冊』特集内で、朱雀正道氏の選ぶ今年の本の第一位に挙げていただきました。

『Quick Japan vol.81』 巻末Vibes欄に、ニブロール『スモールアイランド』について。短い文章は得意な方だと思っていたけど今回は字数に泣かされました。特集は漫画です。 クイック・ジャパン81 (Vol.81)作者: 浦沢直樹,ゆらゆら帝国,大場つぐみ,小畑健,小…

いただいた本のご紹介(いただいた順)

血液と石鹸 (ハヤカワepiブック・プラネット)作者: リン・ディン,柴田元幸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/09/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 31回この商品を含むブログ (36件) を見るウィリアム・フォークナーの詩学―1930‐1…

反逆の群像―批評とは何か作者: テリー・イーグルトン,大橋洋一,小澤英実出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/10/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (11件) を見る翻訳がでました。

『多摩川劇場』@東急多摩川線

中野成樹 『欲望という名の電車をラップにしようとする男の害について』柴幸男『川のある町に住んでいた』 多摩川線の蒲田駅―多摩川駅区間を走る三両編成の電車のなかで、三つの作品を同時上演するというユニークな試み(もうひとつは山下残)。中野成樹の作…

天皇賞秋から思い出話

私が競馬に夢中だった頃、ジャパンカップで国産馬が勝つこと以上に、牝馬が牡馬に勝つことなんて、夢のまた夢だと思っていたものでした。ヒシアマゾン、ニシノフラワー、ベガ、、ベガの有馬記念の単勝に願いを掛けた頃から幾星霜、天皇賞の一二着を牝馬が占…

ヨシコ・チュウマ『POONARC』@森下スタジオ

転回するモダン イギリス戦間期の文化と文学作者: 遠藤不比人,大田信良,加藤めぐみ,河野真太郎,高井宏子,松本朗出版社/メーカー: 研究社発売日: 2008/07/25メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (14件) を見る執筆者の河野氏…

市民になりたくて日記

8/6-9 始終翻訳。『monkey business』の岸本さんの「分数アパート」の「翻訳1ミクロン」という言葉が頭から離れない。この進み具合はまさしく1ミクロンとしか言いようがない。嗚呼、「Quoth the raven, 1ミクロン」。夜はお呼ばれ、7時30分に集合だったの…

下のエントリに書いた児童文学の古典センダックの『かいじゅうたちのいるところ』、誌面にも書いたのですけど、これ植民地主義の話にしか読めないのだけれど、それはもう定説なのだろうか、ネットで調べた限りでは見つけられなかった。かいじゅうが怖くてト…

はてなダイアリー市民の座を剥奪されて、自分のキーワードの間違いを編集する資格がないのでこれはまずいと思い、日記なんてくだらないものを書くのは気が引けると思っていましたが、もう少し自分の精神衛生のためにもこまめに記したいと思います。すみませ…

『國文學 8月臨時増刊号』、和田忠彦さん編纂による「子どもの文学100選」で、またしても都甲さん大和田さんらとともに、ブックガイドのようなものを書きました。「オオカミの眼(異文化との遭遇)」と「stargirl(あたらしい女性像)」というセクションを担当…

アラサーでエイサー。

以前この日記に書いたパソコン故障(id:amyo:20080128)、その後持ち直したので油断して使っていたら、いきなしぷちんと電源が落ちたが最後、今度は完全にぶっ壊れてしまいました。HDD Regeneratorをかけたら、バッドセクター1500とかありえない数字に。修復後…

モンキービジネスvol2.

「眠り号」出ました。1号のさわやかなカラーと対照的な、夜のジャングルみたいな表紙がとても素敵。あわせて本棚におくと素敵なこと間違いなし。柴田先生、慶応の大和田俊之さん、早稲田の都甲幸治さんと四人で、「眠り文学50選」を書いています。私は15本、…

NHKブックス別巻 思想地図 vol.1 特集・日本作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2008/04/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 30人 クリック: 1,047回この商品を含むブログ (161件) を見るブラックジュース (奇想コレクション)作者:…

鈴木芳樹さんの訃報

鈴木芳樹さん(id:yskszk)の訃報が届いてから十日が経ちましたが、日々過ぎてゆくばかりで全然実感が湧きません。芳樹さんとの思い出を語り合う色んなブログのエントリを見るにつけ、さながらお通夜の酒席がネット上で行われているようで、ネット黎明期からの…

『バートルビーと仲間たち』

毎週土曜日発売の週刊『図書新聞』、今日発売の号で、エンリーケ・ビラ=マタスの『バートルビーと仲間たち』の書評を書きました。書けなくなった作家たちの逸話を集めて小説仕立てにした異色文学史小説です。柴田元幸さんの同書の書評がウェブで読めます。 …

『表象02』

あと現物を見ていないのでちゃんと載ってるか、本当に発売されたのか未確認ながら、月曜社から出ている『表象02』のポストヒューマン特集でフェミニズム系書籍の短いブックガイドを担当させていただきました。表象〈02(2008)〉特集 ポストヒューマン作者: 表…

リラ、遥かなる愛の旅路作者: フランシスオズボーン,Frances Osborne,畔柳和代出版社/メーカー: ウェッジ発売日: 2008/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るそれは私です作者: 柴田元幸出版社/メーカー: 新書館発売日: 2008/04メディア: 単…

このところ飛び石連休中はペースダウンで、掃除掃除掃除、拭き掃き吸い捨て磨き擦り、料理に洗濯衣替え、料理といってもいつものようにカレーカレーシチューカレーとかじゃなくロールキャベツとかだし、おしゃれ着の手洗いなどまでしてしまったりと年来きっ…

Monkey Business創刊!

モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号作者: 柴田元幸出版社/メーカー: ヴィレッジブックス発売日: 2008/04/18メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 78回この商品を含むブログ (86件) を見るっと毎度ながら反応が遅いのですが、柴田元幸先生責任編…

写真日記

[上左]カレー屋プーさん@武蔵小金井に行った。美味しかったー。20品目の野菜が投入されているそう。また行く。[上右]うまひゃひゃさぬきうどん@香川「宮武」[下]高知城内にあった捕鯨の模型に眼が釘付け。

『舞台芸術13』に、五反田団の『生きてるものはいないのか』と岡田利規さんの『ゴーストユース』について(岸田賞発表前に)20枚ほど書きました。舞台芸術 13作者: 京都造形芸術大学舞台芸術研究センター出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2008/04メディ…

短歌の友人作者: 穂村弘出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (57件) を見る文化と抵抗 (ちくま学芸文庫)作者: エドワード・W.サイード,デーヴィッドバーサミアン,Edward W. Said,Dav…

彼女のことを、ある意味で仲間だと感じた。シナイちゃんへのどうにもならない感情を持っているところや、そして人生あきらめが肝心とみずからに言いきかせているところがだ。だめだとわかった瞬間からすべてが始まる。でもうまく始められなくて困っている。…

所用で1日まで東京を離れます。うへー。仕事いっぱい抱えていくので死ぐ。そして帰ってきたらもっと死ぐ。(弱音禁止)。そんなわけでWさんからご連絡いただいたのですが行けないので宣伝。「新・岸田賞作家列伝─70年代生まれの劇作家たち」という公開講座が池…

PortB『サンシャイン62』

今日はPortBという劇団?の、池袋の街を4時間半歩くという『サンシャイン62』というツアーパフォーマンスに参加しました。終わって直後、プロブレマティックだという点でイキウメみたいなどうでもいい劇団を観るよりは行ってよかったと思いましたが、反面暴…

Coyote No.26 特集:柴田元幸[文学を軽やかに遊ぶ]作者: 新井敏記出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2008/03/10メディア: 大型本購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (27件) を見るこんな特集が!で、出ましたよ!まだパラパラみてい…