『國文學 8月臨時増刊号』、和田忠彦さん編纂による「子どもの文学100選」で、またしても都甲さん大和田さんらとともに、ブックガイドのようなものを書きました。「オオカミの眼(異文化との遭遇)」と「stargirl(あたらしい女性像)」というセクションを担当して20枚ほど書きました。「オオカミの眼」では、和田先生ご提案の『美女と野獣』『ジャングルブック』に、私がケストナー『動物会議』とモーリス・センダックかいじゅうたちのいるところ』と上橋菜穂子獣の奏者』を加えたラインナップ。「stargirl」のほうは、和田先生ご提案の『オーランドー』、『青い眼がほしい』、『ラマン』に、オールコット『若草物語』リンク『スペシャリストの帽子』を入れました。「新しい女性像」といって『オーランドー』と『青い眼がほしい』と『ラマン』を選ばれる和田先生の視点のユニークさにしびれました。しかしながらこれに限らず、私が書けるのは三題噺までで、それ以上はアクロバティックになりすぎて、私にはその力量がないことを痛感しました。うむーごめんなさい。