生活考察vol2.出ました

何かと話題な新雑誌『生活考察』、執筆陣がよりパワーアップして二号が出ました。詳細はid:fiddle-stick:20101026さんのサイトあるいはヘッドホンなどのウェブサイトで購入できます。


[Text]
戌井昭人 生活逃れの馬鹿者 第2回
春日武彦 隠れ家の日々 第2回「店の奥」
大谷能生 ディファレント・ミュージックス 第2回「この暑さはショッカーのせい」
円城塔 かきものぐらし 第2回
林哲夫 好きなことだけして暮らしたい 第2回「幻の下宿人」
佐々木敦 普段の生活 第2回 「ミーティング・オブ・普段の生活」
小澤英実 「あたし、この戦争が終わったら……」第2回 Where I Lived,and What I Lived For 〜暮らす場所、暮らす目的〜
岡崎武志 岡崎武志の生活講座 Lesson2 笑う
豊崎由美 町田一家とのこと
 新幹線考
速水健朗 都会的消費生活者のための アーバン・ミュージック・ガイド 第2回「夜が翼広げ、シャイニー・トワイライト・タイム をこえてスカイハイ」
福永信 日付と時間のある文章 第2回「福永信名久井直子の星座観察会」
海猫沢めろん めんどくさいしどうでもいい 第2回「金」
栗原裕一郎 超身辺雑記トムソン 第2回「部屋とリノベーションと私(ただし見るだけ)」
大澤聡 原稿料問題はくりかえされる?♯2
松田青子 減ってこそ
内海慶一 シュロ景
長嶋有 続・ジャパネット考
・・・・・・
辻本力 大衆酒場=アミューズメント

[INTERVIEW]
クボタタケシ 「クボタタケシさんに、訊きました」 聞き手:前園直樹
杉浦貴美子 「生活の集積」としての壁

久しぶりの更新ですがまたお知らせです

  • 最近は猫も杓子もオバマもメドベージェフもツイッターということで私もこちら@ataraxでぽちぽちつぶやいてます。
  • 下にエントリした二回目の劇評セミナーで私が講師を務めさせていただく回が近づいてまいりました。単発の予約はぜっさん受付中で、す、の、で、是非、文章修行に観劇仲間づくりに、見た芝居の語らいに、劇評論の戦わせ合いに、いらしてください。確定ではないですがシークレットスペシャルサプライズゲストもあるかもしれません!
  1. 12月04日(土) 14:00-16:30 乞局『果実の門』(11/12-23)合評 講師・小澤英実

定員:20人+各回参加10人前後 (定員に達した場合は締め切ります)
会費:各回:3500円
詳細はこちら

頂いた本

ヒップ アメリカにおけるかっこよさの系譜学 (P‐Vine BOOKs)

ヒップ アメリカにおけるかっこよさの系譜学 (P‐Vine BOOKs)

20日には刊行記念トークショーもあるそうです。
宗教とは何か

宗教とは何か

ケンブリッジ・サーカス (SWITCH LIBRARY)

ケンブリッジ・サーカス (SWITCH LIBRARY)

ポスト・ヘリテージ映画―サッチャリズムの英国と帝国アメリカ

ポスト・ヘリテージ映画―サッチャリズムの英国と帝国アメリカ

アメリカ文化入門

アメリカ文化入門

幽霊学入門

幽霊学入門 (ハンドブック・シリーズ)

幽霊学入門 (ハンドブック・シリーズ)

ハリウッドのホラー映画における幽霊の表象とジェンダーについて書きました。

劇評を書くセミナーこまばアゴラ劇場コース

前回お知らせした劇評サイトWonderland主催の劇評を書くセミナーが今期も始まります。色んな方がそれぞれの視点を持ち寄って、同じ芝居について劇評を書き、意見を言ったり言われたり。他の人の劇評を読むだけでたくさんの新たな気づきがあって面白いですよ。文章を書くことのレッスンにもなりますのでぜひぜひ奮ってご参加ください。

  1. 9月18日(土)14:00-16:00 オープンセミナー「ワンダーランドが考える劇評」(案内人:水牛健太郎・ワンダーランド編集長、北嶋孝・同代表。入場 無料。会場はこまばアゴラ劇場5階稽古場。 まだ申し込んでいない方もお気軽においでください)
  2. 9月27日(月) 19:00-21:30 シンポジウム「私の考える劇評」/徳永京子(演劇ジャーナリスト)、桜井圭介(ダンス批評)、小澤英実舞台芸術批評) 司会:水牛健太郎(ワンダーランド編集長)北嶋孝(同代表)
  3. 10月02日(土)14:00-16:30 「劇場・劇団・劇評」を語る/ 平田オリザ青年団こまばアゴラ劇場芸術監督)
  4. 10月16日(土) 14:00-16:30 青年団『砂と兵隊』(9/16-10/6)合評  講師・徳永京子
  5. 10月30日(土) 14:00-16:30 KENTARO!!『僕はまた今日も 未完成の音楽で唄う』(10/14-24)合評 講師・桜井圭介
  6. 11月13日(土) 14:00-16:30 龍昇企画『モグラ町1丁目7番地』(10/27-11/3)合評 講師・徳永京子
  7. 12月04日(土) 14:00-16:30 乞局『果実の門』(11/12-23)合評 講師・小澤英実

定員:20人+各回参加10人前後 (定員に達した場合は締め切ります)
会費:全6回 一般:1万8000円、
こまばアゴラ劇場支援会員/ワンダーランド支援会員/劇評セミナー受講経験者/学生:1万5000円
各回:3500円
詳細はこちら

北京におります。

実は3月から7月末ぐらいまで、大学の仕事で北京に滞在しています。中国語はまったくできない状態で来ましたが一月経って街の輪郭など少しずつ理解してきました。北京はまだ寒くて春一番のような強風が吹き荒れ(でも春めいてこず)、夜は暖房を入れたりなどしています。日本はどうですか。

新雑誌『生活考察』vol.1

かつて地方の美術館の機関誌ながら、全国発売の文芸誌よりも密度の濃い面白い雑誌を一人で作っていた編集者の辻本さんが新雑誌が創刊しました。「生活考察」というのはとても素敵なタイトル。「生きものがかり」とか理科の実験のいきものの解剖のような、あるいはしゅっとした哲学のような。ふだん忘れがちな生活を忘れるな、メメント生活、リメンバー生活、と日頃から願っている気持ちとぴったり一致した素敵な雑誌です。短いエッセイを寄せさせて頂きました。嬉しいな。
詳細はここで: http://head-phone.in/?pid=20154711
『生活考察』編集日記(詳しい取り扱い情報など):http://d.hatena.ne.jp/fiddle-stick/